医師開業のメリットとデメリット

医師として独立したいから医師開業をするというだけでは、少し理由として弱いものがあります。その考えが悪いと言うわけではありませんが、もっと他の所にも目を向ける必要があるということです。本当にそれだけで決めてしまって良いのか、どういうメリットがあって、どういうデメリットがあるのかも含めて考えてみましょう。

医師開業をするメリットの1つとして、個人にかかる負担が分散化されるというものや、経理分離によって資金計画が明確化するというものがあります。これはいわゆる経営面でのメリットです。他にも所得税や住民税の大幅な節税や、法人と個人を分けることによって、受けられる控除が二重になるというメリットもあります。

経済面のメリットだけでなく、事業展開に関してもさまざまなメリットがあります。例えば分院の開設や、介護老人保健施設の開設が可能になります。独立することによって金融機関との関係が向上し、さまざまな事業をはじめやすくなるのも、医師開業のメリットです。

では逆に医師開業にはどのようなデメリットがあるのかということになりますが、これはとてもシンプルな問題です。設立費用、維持費用、交際費制限など、さまざまな費用面での問題が発生してしまうのです。設立費用は言うまでもなく、従業員を抱えることから収入が少なくても一定の維持費用が必用になります。また資本金の額に応じて交際費に限度が発生してしまいます。

しっかりと軌道に乗ることができなければ、多額の借金を抱えてしまうというデメリットも医師開業にはあります。医師としての幅が広がる反面、これだけのデメリットが発生するということも考えて、どう決断するのかしっかり考えるようにしましょう。